生後235日
ソファを買い替えてから豆はちょうど対面キッチンの前に顔が出せるようになり、私がキッチンで作業をしている様子をいつも特等席で始終観察している。おぉぉ、こんな感じで対面キッチンが役立つ日が来るとは考えもしなかった・・・。食材が包丁で切られどんどん細かくなっていき、何やらジュウジュウと音がして美味しそうな匂いが漂い始める。豆の鼻がヒクヒクと動き、大変可愛らしい。こうやって豆とお話しながらキッチンで作業するのもなかなか楽しいものだ。そういえば私も幼い頃、母が料理する様子をず~っと横で見ていた。豆もあの頃の私と同じような気持ちでここにいるのだろうか・・・。
さて、今日も私がキッチンで作業を開始するなり豆はダッシュでいつもの特等席へやって来た。私は冷蔵庫を開け「えぇ~っと、今日は何を作ろうかな・・・、あ・・この野菜もうアカンわ。しまった!これ賞味期限切れてるやん!!あちゃ~、これもアカンな・・、ありゃりゃコレもダメやん・・。」反省しながらムダにしてしまった食材たちをゴミ箱へドサドサと移し変えていたが何だか背中に視線が突き刺さる。おそるおそる振り返ると・・・
「ヒィィッッッ!!!!!」この瞬間を境に豆のキッチン観察は監視へと変わった。ものすんごい作業がやりにくいッス・・(汗)。